昨年「非教育の論理懇談会」でお会いした宮城県の高橋さんから土曜日にメールがあり、無事で復興に取り組んでおり、CFWの構想に興味を持っているので、書いたものを送ってほしいというご連絡をいただいた。『非教育の論理』は職業大学校の元先生である田中萬年先生が中心になって作られた本で、職業訓練として考えるべき論点がいろいろつまっている。実は昨年の夏、その出版を記念して懇談会が開かれ、その席で、宮城県で実地で高橋さんがそのような仕事をなさっているということで、自主的にご自分の仕事を深めてヒントを得という目的をもって勉強のために上京されたとのことであった。穏やかな静かな熱気とともに、一期一会の学ぶ機会をとても大切になさっている姿がとても印象的であった。まだ、具体的に何を出来るかというわけではないが、もちろん、私でお役に立てることがあれば、惜しみなく協力するつもりである。

実は、この時の懇談会の記録を3回に分けてブログに書いた。はっきり言って、私が会場に入る前までのバカバカしい話などカットしたいが、全体的には「職業訓練」を考える重要な論点がちりばめられているので、ここに改めて紹介したい。高橋さんのお名前を出すのはご迷惑かと思ったが、このときの記録に出しているので、あえてそのままにさせていただいた。

「非教育の論理」懇談会 前半
「非教育の論理」懇談会 後半その1
「非教育の論理」懇談会 後半その2

復興において職業訓練は決定的に重要になる。職業訓練は失業から次の雇用に向けての準備だからだ。震災によって産業自体がガタガタになってしまっている以上、多くの人は失業者にならざるを得ない。その間、産業の再建をお手伝いする一つの手段としてCFWがあるわけだが、残念ながら再建の途につけず、職を替えざるを得ない方もいらっしゃるだろう。そういう場合、いきなり職を見つけるか、次の職への転換するために、職業訓練が重要になる。もちろん、雇用自体を作る試みも必要である。

行政側から見ると、他に景気の良い受入産業があればよいが、そうでなければ、その産業の育成から考えなければならない。これは復興だけじゃなくて、地域経済開発で必要になることである。去年の夏、高橋さんは企業誘致と職業訓練を結び付けて考えなければならないと議論していると語ってくれた。そういう試みがどのように展開するかとても楽しみだった。復興はその先の地域開発とともにある。

ただ、直近、職業訓練の重要性が高いのは被災者を受け入れた地域である。被災地では産業の再建から手をつけなければならないからだ。この支援も重要である。
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