田中先生からリプライをいただきましたので、少し書いておきたいと思います。公的職業訓練の問題の難しさは、職業訓練そのものが迫害されてきたということと、公的の部分、すなわち、政府の公共部門ゆえに批判を浴びやすい、そして、言挙げしにくいという二重の意味があります。

訓練大学校以前の問題、とくに公共部門が取り壊されて、民間委託になっている、という問題があります。そして、その先の専門学校と公共職業訓練とどちらの質がよいのかという根本的な問題と、公的であるがゆえに言挙げしにくい、そういう構造があります。そういう意味ではたしかに、田中先生もそうですが、濱口先生も公務員擁護を中心に論を立てるのは難しいと思います。脊髄反射的に、政府がやるより、民間会社がやった方がよいのだ、というプロパガンダがあります。

ハローワークは民間の人材派遣会社との競合に押され、公共職業訓練は民間の専門学校に押されているという状況です。根深い問題です。どこから切り開いたらいいでしょうねえ。


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