京都で「情報通信産業史再考」というパネルの一枚として「新日鉄の生産管理システム」というタイトルで報告します。

このパネルは、1960年代に始まったオンライン化をどう捉えるかというテーマで先進的な事例4つを報告することになっています。従来の情報産業史はコンピュータ・メーカー側からの視点で描かれていたので、ユーザ側からの視点で描こうというのが基本的なコンセプトです。事例もその線に沿って選ばれています。

私の割当ては鉄鋼。報告タイトルの生産管理システムはまずかったかなとちょっと今になって反省。私がやりたいのは、クラシカルな言葉遣いでは、技術管理と生産管理をトータルであわせた総合生産管理システム(60年代から70年代に使われた言葉)。でも、ちょっと今は使わないから、生産システムにしようか?でも、藤本先生的イメージが強いからな。じゃ、総合をとるか。生産管理システム。いいじゃないか。と思ったわけですが、こうなると一周して元に戻って、狭義の生産管理と区別せねばなりませぬ。でも、その狭義の意味だったら、夏目大介さんや井上義佑さんという当事者が書いた、記録じゃなくて専門的な学術書があるので、それで十分なんですね。もう一歩踏み込まないと。

トータルな核のイメージはまとまったんだけど、パネル全体でどういう方向にするのかあと数回、議論を重ねるので、詳細はまた、追って。メモくらいはあげるかもしれません。ただ、社会政策っぽさは全くないし、労働っぽさもほとんどないと思いますので、その点はあしからず。

10月4日 9時半から
於 京都産業大学

パネルディスカッションⅡ 情報通信産業史再考:情報化の経営史
司会 武田晴人 コメント 石井晋

趣旨説明 池元有一
1 国鉄の座席予約システム 高橋清美
2 新日鉄の生産システム 金子良事
3 銀行における基幹業務のオンライン・システムの事例 古谷眞介
4 ヤマト運輸の情報化 宇田理

ぜひお運びくださいませ。
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